風邪


2連続夜勤だった。1日目は一昨昨日ね。一昨日が一回目の夜勤明けで、昨日が二回目の入り。今朝は二回目の明けです。

で、一回目の明けの日、つまり一昨日の朝、あるご利用者の声がちょっとしわがれてた。「ありゃ?風邪?」とちょっとだけ思った。

昨日二回目の夜勤で出勤すると、その方は、もう39度の高熱が続いていました。夜間に少しだけ下がったけれど、今朝は又38度を越えてしまいました。


昨日の昼間は、平日ですよね?提携病院受診も救急搬送も出来たはずなんだ。でも、当施設の顧問医が出したのは、総合感冒薬と解熱剤だけ。一日3回。気休め程度の総合感冒薬(処方薬)にPL顆粒と言う名前の粉薬がある。大した事無い症状なのに、大騒ぎするような患者さんに良く出されます。

また、施設などで常備しておいて、風邪らしいと思える利用者がいると、とりあえず飲ませておいたりします。勿論、総合感冒薬だから、気休め程度とは言え、ちゃんとした薬ですよ。

でも38度だの39度だの言うような高熱の患者に2日も飲ませておくような薬じゃないよ。

さすがに今日は受診になりましたけど、高齢者の風邪って、侮れないですね。高齢者の風邪は、即高熱につながりやすくて、高熱が続くと肺炎化します。肺炎化すれば、生命に危険が大きく出てきます。

怖いんだよ。
風邪は。

そう言えば、みなさん、「揚げ足看護婦」の話を覚えていますか?
「揚げ足」は、又、名言を吐きましたよ。
「こんなに高熱が続くのなら、せめてクーリングしなくちゃ、熱が下がらないですよ。何故医者に見せなかった(ちゃんとした病院に行かせなかったか と言う意味です。当施設は医療法人だけど、病院じゃない。)のですか?」と聞いたんだ。
私、夜勤だもん。
救急搬送するくらいなら、昼間受診したほうが良いでしょう?たとえ救急で送るにしても、昼間のうちの方がいいに決まってる。

言ったね。
揚げ足は。
「それは先生(当施設の顧問医師:施設の医師は一般の医師とはちょっと立場が違うんだ。)が、大した事は無いと言ったからで、あたしのせいじゃありません。」

先生は週に数回数時間しか施設にはいないの。
そういうシステムのお医者さんなの。
日常を判断する為に、あんたら、看護士が、私らより高い給料で日勤だけやって、悠々と生活してる訳なの。

クーリング剤は使ってると言うから見たら、アイスクリームの保冷剤みたいな小さいのが申し訳程度についてたっけ。
夜中に大慌てで、ペットボトルを集めて、クーリング剤を手製で作りましたよ。中に水を入れて凍らせるだけなんだけど。

今日は明けなので、帰ってきてしまったけれど、その利用者さん、持ち直してくれるといいな。

普段は本当に?かわゆくない利用者さんなんだけど、生命に別状があるかもしれないとなれば、「あたし知りません」じゃ済まないしね。

風邪は大事にしてください。

あの頃は。

有名ロックバンドがコンサート会場でやって、お客さんが全員で踊ると、傍から見たら怖いような気がする。。。

関係ないが、私はコンサートとか、ライブと言うのは行きません。稀にお付き合いなんかで、クラッシックは行きますが、一般の流行歌手とか、バンドとかのは行きません。

理由は簡単。
おじさんは、席があるのに、全員が立ちっぱなしで前の方に殺到するってのが、気に入らない。座って静かに聴け!

駄目だよね。こういうおじさん根性は。

最近は、何かを見に行っていませんが、実は歌舞伎好き。パントマイムも好き。フランスのパントマイムの巨匠の方居ますよね?名前を失念しましたけど。もう80歳は超えているだろうと思われる20世紀の大巨匠。

その方が日本に公演にこられた時は、凄く高かったけど、見に行きました。
お金、あったんだな。
あの頃は。